He is beefy enough to be kept in a steakhouse. (彼は、ステーキ屋で飼われてもいいくらい肉付きがいい (beefy)。) ・・・インドのHindustan Timesのナダル記事の書き出しです。 どー思います? いきなりbeefyって・・・ま、筋骨隆々という意味なんでしょうけど。 ビーフ・・・ ナダルはビフテキかい? というか、インドでは牛は聖なる動物じゃなかったっけ??? ビフテキ論争はともかくとして、ナダルが来シーズン開幕第1週のチェンナイに出る!ということで、このインタビュー記事が出たんでしょうね。今からインドはナダルフィーバーかも。 ナダルがモヤに連れられて初めてチェンナイに出場したのが2004年。Ascione相手にイチコケするも、ロブレドと組んだダブルスで優勝した。で、オークランドに飛んで、そこで大ブレイク! あれよあれよという間に決勝進出。ハルバティにフルセット負けしたけど、現地に熱い熱いナダル旋風をおこしました。 ナダルの熱気にノックアウトされた子たちが、こんな↓格好で応援してました。 元祖ナダルマニア@オークランド2004 vamosrafael.com Special thanks to Brooke 翌週の全豪で、ヒューイットと例の激闘を繰り広げたわけです。(負けたけど) そして、全豪後のデ杯1回戦(vsチェコ)では救国のヒーローとなりました。 ラファにとっては、前年(2003年)秋の不調をふりはらうきっかけになった大会。その上、モヤとかマンティリャとかフェレールとかロブレドとか(まだまだまだ続く)スペイン人が山盛りだったし、きっと楽しくて思い出に残る大会のひとつなんじゃないかな。開幕戦として、ベストなチョイスだと思う。 これ全部チェンナイに出場したスペイン人 vamosrafael.com (original source unknown. 出典不明) あまりなつかしいので、同記事に載っていたインタビューをチョコっと訳してみました。ところどころ省略してありますが。
はじめてチェンナイに来た時の思い出は? ナダル: あの時の僕は新人で、誰も僕のことを知らなかった。シングルスではティエリー・アシオンに負けたけど、(トミー・ロブレドとの)ダブルスで優勝することができた。あの優勝はとても重要だった。大きな自信になった。 この2年であなたはものすごい飛躍を遂げました。何がその原動力になったのでしょう。 ナダル: こんなに早い段階で、こんなに良い記録と成功が手に入るなんていい気分だ。だけど、これはほんの始まりだとわかってる。僕は一生懸命練習し、日々進歩 するよう努力している。みんな僕の叔父でありコーチであるトニのおかげだ。僕のキャリアは彼あってのものなんだ。はじめの頃はとてもつらかった。トニのトレーニングはきつかったよ。そういったことすべてのおかげで、今の僕がいて、またこんなにもセルフコントロールができるようになったんだと思う。彼は特別な人だ。いろんなことを考えるし、言うこともありきたりじゃない 。 どうやって、5セットもの間コートをくまなく駆けめぐる力、そしてその筋肉をつけたのですか? ナダル: それはみんなpart of the gameなんだ。プレイするには準備万端で体調が良くないとならない。フィジカル面だけじゃなく、ね。集中 も大きくモノをいう。特別な筋肉トレーニングは全然してない。僕の一族のほとんどは頑強なんだ。たしかに猛烈に練習するけど、筋肉をつけるための特別なことはしてない。 食事は? ナダル: 食事についても特別なことはしてない。カロリーは使うから、パスタとサラダをたくさん食べる。魚にパスタ というのが大好きで、しょっちゅう食べてる。 今年のウィンブルドン決勝で、トスの後あなたはベースラインにダッシュして飛び回りました。あれは相手を威嚇するためですか? ナダル: 違う。僕はいつも自分の力を100%出そうというつもりで試合に臨む。これから始まる試合にむけて気持ちを盛り上げ、集中しようとしてただけだ。僕の対戦相手たちはそれを知ってるし、それで僕はうまくいくんだ。
ウィンブルドン決勝進出は、あなたの芝やキャリアに対するアプローチをどれくらい変えましたか? ナダル: ウィンブルドンの決勝に進んだことはすばらしかった。特に、僕がクレイでは活躍できても芝ではダメだろうと思われていたことを考えるとね。ハードとクレイはわかるんだ。芝 はまだ研究中。あと2、3年かけて取り組む よ。まだ僕は若い。まだまだ改善しなきゃいけないところがいっぱいある。
ロジャー・フェデラー攻略のひけつは何ですか? 今年は6回対戦して4回勝っていますね。 ナダル: ロジャーは完成された選手だから、120%でプレイしなくちゃならない。ひけつなんて、本当にわからないよ。僕はいつもベストを尽くすから、ひょっとしたらそれがいいのかも。クレイでの対戦の方が多かったから僕に有利だったというのはたしかだけど、僕たちはいつも接戦なんだ。
あなたとフェデラーは強いライバル関係なわけですが、スポーツにおけるライバル関係ではどういうものが好きですか? ナダル: ライバル関係だとは僕は思わない。ただ、僕たちはしょっちゅう対戦していて、その試合がみんなタフで接戦だというだけだ。いい関係ではあるよ。 プレッシャーがかかってるときの戦略は? ナダル: 勝ち負けにかかわらず、僕のモットーはいつも同じ:「悪い方向に転ばないように毎日努力すること」。何かを成し遂げるにはそれしかない。プレッシャーがかかっている時でも、僕は常に自分本来のプレイ をして、思い切ったショットを打つ。
<ソースなど>
'I want to do better in India this time' (Hindustan Times)
'In any other era, I would already be number one' (DNA India)
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